見えないルール

id:hatene:20040228#p5


あなたは、親に対して自分の抱えている問題を話さない子供をしまうような子にはしたくないと、否定していますよね?自分の思い通りの行動をしてほしいという事でしょ?
親の期待通りの行動を無理してとって欲しくないと言ってるのですから逆なのではないでしょうか。少し考えればわかることです。

おそらく横一線というのは私の書いた「空気」の事を言ってるんでしょうけど、秩序の中で上も下もありますから、横一線なんて単純なものじゃないですよ。
そして「どこにでも」と書いたように、見えないルールは人間が二人以上集まっている場面にならどこにでも存在します。学校でも会社でも家庭でも日本でもアメリカでもスペースコロニーでも。
別に横一線でなくとも空気でも見えないルールでも何でも良いのですが、無かったですよ。ボクが過ごした学び舎には。そしてその空気が人を排除することも無かったですよ。
あるいはボクが気付かなかったのかな。気付かない程無視して過ごしてたボクがいるのは何故なのでしょうね。まさか先天的なものと考えられてないことを祈るばかりです。

少し反省したのか最初「ボクのところ」と自分が知っている自分の通っていた頃の自分の通っていた学校に限定して書いていますが、最後には「普通」などという知り得ないはずのものを持ち出していますね。
hateneさんの言葉を借りたらそう見えますよね、ボクもそう思いました。ボクは自分に限定して言っていることだと言ってきたはずです。ボクを親の代表だとか教育者の代弁者に仕立て上げないでください。まあそんなこと指摘されても不毛なのですけれど、とにかく、ボクはそれを「普通」だと思っていたわけです。hateneさんの常識を覆して今までボクは生きてきてしまいました…。

根拠を示してほしいですね。
( 中略 )
保健室、屋上、昼休み、相性のいい先生の授業、好きな科目、休み時間の友達との他愛のないおしゃべりなどなど、ガス抜きの場所・場面は色々ありますよね。
そのいずれも逃げ場にならない人は?
ここで言う逃げ場とは意識的な問題ではないでしょうか、人と人が接するシチュエーションなんか関係無いですよ。hateneさんがその存在を当然と主張する「空気」、前回ボクは「横一線」と言いましたけれど、学校に存在する保健室、屋上、昼休み、相性のいい先生の授業、好きな科目、休み時間の友達との他愛のないおしゃべりも含めた学校内の殆どの状況にいくらでもその「見えないルール」とやらを無視しても問題無かったと思うのですが。もちろん、前にも書きましたけれど、変な式典とかは別です。ああいうのが苦手で逃げてた人は確かに居ましたし。

「世間一般の人やフリースクールの関係者」なら、あなたが言うまでもなく、フリースクールを作ってそこに逃がせば万事解決なんて思ってません。あなたは存在しない自分よりもバカな人を仮定して偉そうにしないと意見が書けないのですか?
万事解決なんて思ってたら張り倒しますよそいつを。目先の問題に捕らわれてと書くことがバカにしているとフリースクールの関係者各位に指摘されてないのですからhateneさんには関係の無いことです。世間の代弁者になる気なら当事者本人に許可をとってから言ってください。
ちなみに、フリースクールを立ち上げた方々はこのボクのような意見ですらも真摯に受け止めてくださって、日々あらゆる可能性を模索していらっしゃると思いますよ。

学校がそういう場所だったのじゃなくて、不適応者である私にとっての学校がそういう場所だったんです。
髪の毛を例にされていましたが、なぜ人は社会の風潮に捉われるのでしょうか。性同一性障害も例にされてましたが、なぜ女性だと思う男性を「障害者」と決め付けて平気で居られるのでしょうか。
その「見えないルール」、つまるところ「世間」は、hateneさんにとって神と同じように絶対的なものなのでしょうか。
流行は流行として存在するでしょう、世間の目を気にして動いた方が正しいケースもあるでしょう。しかしなぜ「世間」と違う考えを持つ者が不適応者なのかと疑わないのでしょうか。
ご自分のプライベートなところにまでかかるような事をむやみにお聞きするわけにもいかないので、無理にお答えいただく必要はありません。本に書いてある程度のことなら結構ですが。
それと、これまでhateneさんから教えていただいたことを無駄にしないつもりです。その点とても感謝していることを忘れないでください。