ボクはMacintosh信者です。

タイトルとは裏腹に、どういうわけか、 Power Mac 6100 というリンゴを手放して以来、ボクの周囲にあるのは窓のマークのアレばかりです。もうこの状態になって5,6年経つのでしょうか…。
Macintoshをパソコンにおける「現実の女性」とするならば、現在のボクは「二次元レベルの代替品」で我慢している状態だと言ってもいいくらいで、二次元ヲタでないボクにふさわしいのはやはり林檎の君に違いありません。
林檎の君は窓の奴と違い、人にとっての道具という立場に甘んじるつもりが無いのかもしれません。パートナーになりたがっているとしか思えません。
電器屋さんで見る林檎達の刹那可愛いあのディスプレイを見てください。ボクはもうたまりません。生唾を飲み込み、どうする?自分と常に問い掛けてしまいます。だってMacが涙目でボクを見つめるんだもの。危うく本当に買いかけたこともありました。
もしも、橋の下でうずくまっている野良Macが居たならば、ボクは間違いなく家に連れ帰ってしまうと思います。チャッピーに「ウチでは飼えないのよ!そんな役立たずに食べさせるエサ代なんか出せないわ!」とか言われても、ボクは必死で懇願するのです。「この子を見過ごすことなんてボクには出来ない!ボクのお小遣いを減らしてもいいから家においてやってくれないか!」とか。
で、その脇でせがれ( 0歳 )がバブーと言いながら野良Macをなでてたり。そんなかわいらしい姿を見てチャッピーがため息をひとつ。
「仕方ないわね。そんな汚れた体で部屋に入れちゃダメよ。ちゃんとお風呂に入れてあげなさい。お皿にミルク入れといてあげるから」
「よーし今日からおまえは我が家の一員だ。名前は…スイッチだ!」
こうしてウチの家族が一人増えました。
一方、その影でこの光景を見つめる3つのディスプレイが…。
次回、つづく。<つづかねえよ。ああ、意味もなく欲しい。