怠惰魔王( デビロットに銃口を )


三十年後の自分を想像して五年毎に達成予定の目標を描き最初の五年間に成すべき事柄を列挙したら今年一年で出来ることを決めて一番簡単なものからやり遂げていく。
別にこれは人生の教訓じゃないんだ。
有意義に怠けるための方法さ。
自分は一体いつまで怠けていられるのか。
これを分かってるか分かっていないかで怠ける喜びの味わい方が変わってくるという意味らしいです。たしかに際限なく怠けつづけるのは苦痛なのでしょう。今の義経さんみたいに。
真に受けた龍成はこの言葉を胸に今日も限界まで怠けようとしています。
多分義経さんのよりも強大な魔力を持っています。龍成の怠惰魔王は。